テーブルマットはなぜ縮む?ビニールマットが縮む原因とサイズの測り方を専門店が解説
2026/08/28
テーブルマットはなぜ縮む?ビニールマットが縮む原因とサイズの測り方を専門店が解説
透明テーブルマットを使っていると、「注文したサイズより小さくなった気がする」「テーブルの端まで届かなくなった」と感じることがあります。
実は、透明ビニール製のテーブルマットは、素材の性質や製造時の状態によって寸法がわずかに変化することがあります。
特に、原反と呼ばれる大きなロール状のビニールからカットした直後は、製造・保管時にかかっていた力が解放され、元の状態へ戻ろうとすることで長さが変化する場合があります。
この記事では、長年テーブルマットを取り扱っている柘産業株式会社が、テーブルマットが縮む理由や、オーダー時のサイズの考え方、縮みについてよくある疑問を分かりやすく解説します。
テーブルマットは本当に縮む?
はい。透明ビニール製のテーブルマットは、使用環境や製造時の状態などによって、寸法が変化することがあります。
ただし、すべてのテーブルマットが同じ割合で縮むわけではありません。 素材の配合、厚み、製造方法、保管状況、温度などによって変化の程度は異なります。
そのため、「必ず何mm縮む」「必ず何%縮む」と一律に言い切ることは難しいのが実際のところです。
テーブルマットが縮む主な理由
テーブルマットの縮みを理解するには、まず透明ビニールがどのような状態で保管・加工されているのかを知ると分かりやすくなります。
ビニールは大きな原反の状態で巻かれている
テーブルマットになる透明ビニールは、最初からテーブルサイズのシートとして作られているわけではありません。
一般的には、大きなロール状の「原反」として製造され、それを必要なサイズにほどいて裁断します。
この原反は、製造や巻き取りの工程で力がかかった状態になっています。 そのため、ロールからほどいて裁断すると、それまでかかっていた力が解放され、素材が本来の状態へ戻ろうとします。
その結果、特に長さ方向などで寸法がわずかに短くなる場合があります。
「届いたときは少し大きかった」のはなぜ?
柘産業株式会社では、透明ビニールの縮みが起こる可能性を考慮し、オーダーいただいた寸法に対して、あらかじめ数mm程度大きめになるよう調整して製作しています。
そのため、お届け直後にテーブルへ敷いた際、
- 注文サイズより少し大きく感じる
- テーブルの端からわずかにはみ出している
と感じる場合があります。
これは製作ミスとは限らず、ビニール素材の寸法変化を考慮したものです。
使用していく中で素材がなじみ、寸法が変化する場合があります。
テーブルより小さく注文した方がいい?
柘産業株式会社では、基本的にテーブルの実寸でご注文いただくことをおすすめしています。
例えば、テーブルの天板が
幅1500mm × 奥行800mm
であれば、基本的には
1500mm × 800mm
としてご注文ください。
「縮むかもしれないから、あらかじめ5mm大きく注文する」といった調整はおすすめしていません。
弊社では素材の特性を考慮して製作寸法を調整しているため、お客様側でさらに大きめの寸法を指定すると、テーブルから必要以上にはみ出してしまう可能性があります。
オーダーテーブルマットのサイズはどう測る?
基本的には、実際にマットを敷きたい天板部分の寸法を測ります。
長方形・正方形の場合
天板の「幅」と「奥行」を測ります。
できれば1か所だけではなく、端と中央など複数の位置を測ることをおすすめします。 家具によっては、見た目では分からない数mm程度の寸法差があることがあります。
角が丸いテーブルの場合
テーブルの四隅に丸みがある場合は、「角R(アール)」も確認します。
Rとは円の半径を表す数値で、角の丸みが大きいほどRの数値も大きくなります。
オーダーマットでは、テーブルの形状に合わせて角を加工することで、より自然な仕上がりになります。
テーブルマットはどれくらい縮む?
「具体的に何mm縮みますか?」というお問い合わせをいただくことがありますが、縮み幅を一律にお答えすることはできません。
縮み方には、
- ビニールの厚み
- 原反の状態
- 製造時の条件
- 室温
- 使用環境
- 保管方法
など複数の要因が影響するためです。
また、同じ種類のマットでも、長辺方向と短辺方向で寸法変化の出方が異なる場合があります。
そのため弊社では、「○mm必ず縮む」と決めつけるのではなく、素材の特性を考慮しながら製作しています。
気温によってサイズが変わることもある?
透明ビニールは、温度の影響を受ける素材です。
気温が高い場所ではやわらかくなり、寒い場所では硬くなるなど、環境によって状態が変化します。
そのため、季節や室温によって、寸法や敷いたときの感触が少し変わったように感じることがあります。
直射日光が長時間当たる場所や、極端に高温になる場所での使用・保管は避けることをおすすめします。
熱い鍋やフライパンを直接置いてもいい?
透明ビニール製テーブルマットの上に、熱い鍋やフライパンなどを直接置くことはおすすめしていません。
高温によって、
- 変形
- 変色
- 表面の劣化
- 寸法変化
などが起こる可能性があります。
熱いものを置く場合は、鍋敷きや耐熱マットなどを併用してください。
届いたばかりのマットが丸まっているのはなぜ?
テーブルマットは、保管や配送時に巻いた状態になっているため、開封直後は「巻き癖」が残っていることがあります。
これはビニール製品では珍しいことではありません。
テーブルの上に広げて使用しているうちに、徐々になじんでいくことがあります。
無理に反対方向へ強く折り曲げたり、ドライヤーなどで高温を当てたりすると、変形の原因になる可能性があるため避けてください。
透明テーブルマットの製造方法にも違いがある
透明ビニールマットは、見た目が似ていても、すべて同じ方法で作られているわけではありません。
代表的な製造方法には、押し出しによって厚みのあるシートを成形する方法や、薄いフィルムを複数層にする方法などがあります。
柘産業株式会社が取り扱う透明テーブルマットは、押し出し方式で製造された国内製造の原反を使用しています。
また、オリジナル配合の素材を使用し、インクなどが転写しにくいよう非転写性にも配慮しています。
製造方法については、別の記事でも詳しくご紹介する予定です。
完全透明タイプとエンボス加工タイプの違い
透明テーブルマットには、天板との密着を防ぎやすくするため、表面に細かな凹凸(エンボス加工)を付けた製品もあります。
エンボス加工には密着を軽減しやすいというメリットがありますが、表面に凹凸があるため、完全透明タイプと比較すると木目などの見え方がやや変わります。
一方、完全透明タイプは、テーブル本来の木目や色をそのまま見せやすいのが特徴です。
柘産業株式会社では、透明感を重視した完全透明タイプを中心に、2mm厚ではエンボス加工タイプもご用意しています。
凹凸加工ありのテーブルマットと完全透明マットの違いはこちらの記事で詳しく解説しています。
1mm・1.5mm・2mmで縮み方は違う?
テーブルマットは厚みによって使い心地や加工できるサイズ、表面仕様などが異なります。
柘産業株式会社では、主に1mm・1.5mm・2mmの透明テーブルマットを取り扱っています。
- 1mm:価格を抑えながら、まずは天板を保護したい方におすすめ
- 1.5mm:リーズナブルさと保護性能のバランスを重視したい方におすすめ
- 2mm:しっかり保護したい方、高級感や耐久性を重視したい方におすすめ
厚みによる選び方については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
透明デスクマットの厚みは何mmが使いやすい?失敗しない選び方
テーブルマットの縮みに関するよくある質問
Q. テーブルマットは必ず縮みますか?
A. 必ず同じように縮むわけではありません。素材や使用環境、原反の状態などによって寸法変化の程度は異なります。
Q. 何mm小さく注文すればいいですか?
A. 柘産業株式会社では、基本的にテーブルの実寸でのご注文をおすすめしています。縮みを見越して、お客様側であらかじめ小さく注文していただく必要はありません。
Q. 届いたマットが注文サイズより少し大きいのですが、不良ですか?
A. 必ずしも不良ではありません。ビニール素材の寸法変化を考慮し、数mm程度大きめに調整して製作する場合があります。
Q. 自分で切り直しても大丈夫ですか?
A. 開封直後に大きく感じても、すぐに切り直すことはおすすめしていません。素材がなじむことで寸法が変化する場合があるためです。
Q. ガラス天板でも使えますか?
A. 使用できますが、完全透明タイプはガラスなど表面が非常になめらかな天板に敷くと、部分的に密着し、濡れたような模様に見える場合があります。
これはマットの汚れではなく、マットと天板の間の空気の入り方によって起こることがあります。
まとめ|テーブルマットは実寸を測って注文するのが基本
透明ビニール製のテーブルマットは、素材の性質や原反の状態、温度などによって、寸法がわずかに変化する場合があります。
特に、ロール状の原反からほどいて裁断した後は、製造・巻き取り時にかかっていた力から戻ろうとすることで、長さが変化することがあります。
そのため、柘産業株式会社では素材の特性を考慮し、数mm程度大きめになるよう調整して製作しています。
「縮むからテーブルより小さく注文する」のではなく、基本的にはテーブルの実寸を測ってご注文ください。
サイズや形状について分からない場合は、「このサイズは作れる?」「この形でも加工できる?」といったご相談も承っております。
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国内製造の透明ビニール原反を使用し、用途やテーブルサイズに合わせた加工に対応しています。
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